府中(東京)の女性

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インタビュー

吉野 昌美さんインタビュー

 今日は晴見町で子育て支援の「おひさまひろば」を主宰している吉野昌実さんです。
 30代前半の4才と2才のお子さんがいるママです。
 ひろばを始めた動機や考えをお話していただきました★


おひさまひろば
開催場所:晴見町会館
開催日時:8・12・3月を除く毎月第2火曜日9:30~11:30

①月1回の子育てひろば
  ・地域の親子が集い、知り合う
  ・地域の子育て支援情報紹介
  ・手遊び・歌・絵本の読みきかせ等
②子育て座談会  
  ・助産師、カウンセラー、臨床心理士、子育てアドバイザー等の専門家を招いての座談会
③子育てをより楽しく、愛しくする企画 
  ・べビーマッサージ、わらべうた、ベビーサイン(赤ちゃんと母親が共通のサインで意思疎通をはかる方法)等
④子育て支援者のための講演会 
  ・現在の子育て事情を知り、支援者のあり方を学ぶ講演会

藤田 お生まれはどちらですか?

吉野 生まれも育ちも小金井です。

藤田 お近くですね。

吉野 ええ。結婚して夫の実家のある府中に住みました。

藤田 ごきょうだいは?

吉野 兄、姉、私、妹です。年子の姉はしっかり者で、私は甘えていて、なんだかほけーっとしていました。9歳離れた妹が生まれるまでは末っ子でしたから(笑)
 厳しい父にいろいろ言われましたが、そんな時は母に助けられました。それに学校で嫌なことがあると何でも母に話しました。母は私と同じように怒ったり、悲しんだりしてくれて、ときにはあまりに怒るので「そんなまでのことではないんだけど」って私がいうくらい(笑)ほんとに母には救われました。

藤田 そうでしたか(笑)お仕事は何かされていましたか?

吉野 あまり人には話したことがないのですが看護師でした。なりたかった訳ではなく高校3年生で目指した進路にことごとく落っこちてしまって・・・。そうしたら母が「今からでも行ける学校があるよ」って看護学校をみつけてくれて。受験したら受かったんです。

藤田 そうなんですか。では掲載できませんね(笑)

吉野 いえ、いいです(笑)
 病院ではオペ(手術)担当の看護師として働きました。オペ担当の看護師は少なくって、入ったばかりから大先輩方と肩を並べての研修があって。当初びっくりしたんですが、それがいい勉強になりました。
 それに婦長には徹底的にしごかれました。ミスをするとレポートを書かされるんですが、書いても書いてもダメだって何度も言われやり直し。でも、私の気持ちが伝われーって書いていくうちにレポート書くのがうまくなって、今では文章を書くの大好きになりました(笑)婦長とは最後までうまくいかなったけれど今になるとあの厳しさがありがたいって思えることもありますね。

藤田 大変だったですね。それで勤めてらしたときに支えてくれた人はいましたか?

吉野 はい、いい先輩がいました。彼女の話は100パーセント聞けたし尊敬してました。
 それに母です。学校の時と同じく愚痴を聞いてもらってました(笑)話を聞いてもらえる人がいることがどんなにありがたく、また必要なことなのかを感じました。

藤田 看護師としてどのくらい勤められたのですか?

吉野 6年間です。結婚して長女が生まれる3ヶ月くらい前まで勤めました。
 その娘がけがをして救急車で運ばれたことがあったんです。私がそばにいたにもかかわらずって思って子育てに神経質になってしまいました。
 そんなとき汐見稔幸先生の講演を聞きました。「日本の子育ては、家族だけでなく近所の人たちみんなでやっていたけれど、ここ30年くらいは母親だけに任されるようになってきた。子育ては母親だけでするものではない。地域で育てるもの」というような内容で、本当に心に響いたんです。

藤田 よかったですね。いい講演者の話は目から鱗、なるほどって気づくことが多いです。

吉野 でも、子どもが一人の時はなんとか過ごせたんですが、二人だと何をやるにも時間がかかり、一人連れの時よりぐっと行動範囲が狭くなりました。公園行っても上の子がトイレなんていうと、ちょっとの間、下の子を見てくれる知り合いがいたらいいのになんて思いました。
 それに、どちらの子どもにもしっかり向き合いたいと思うのに家事に追われて忙しく全然かまってやれなかった。
 そんな頃、ポップコーンっていう市の子育てひろばに参加した時に息子を見てくださる方がいて、娘のお絵描きにゆっくりと付きあえて嬉しかった。私もゆったりでき、子どもたちもそれぞれに楽しめる。私が求めていたのはこれだ!とそのとき思いました。
 その後もいろんな子育て事業に参加して、これなら私もできる。私なりの子育てひろばを作ろうって思いました。それで住んでいる晴見町のママたちに呼びかけて去年の5月に子育てひろば「おひさまひろば」を作ったんです。

藤田 いやいや凄いです。お子さんの年は確か1歳と3歳だったのでは?自分が気づいても、同じ悩みをもっている他の人のためにまではなかなかできないものです。

吉野 いえ、凄くないです(笑)私は地域が大事だと思うんです。生活圏、徒歩や自転車で行ける範囲で助け合っていく必要を感じたし、子育て世代でない人たち、町内会や商店会の人たちとも仲良くできたらって思って。思い立ったら始めなくっちゃって(笑)

藤田 4月14日(火)の午前中に「おひさまひろば」の活動を見学させていただいたのですが、たくさんのお母さんとお子さんが集まってきてましたね。そのとき吉野さんは全体に気を配っていて、話す時はゆっくり丁寧になさっているのが印象的でした。

吉野 ありがとうございます。私はひろば内でさみしい思いをしているママがいないか見ていたんです。せっかく来てくれたママだから誰かと話をしたり、何か欲しい情報をえたり。何か1つでも楽しかったことや良かったことがあったら嬉しいんです。
 ママの心の安定は子どもの心の安定につながりますから。

藤田 これからどういう活動を続けていきたいですか?

吉野 ママたちの要望や意見も取り入れたイベントなども行い、これからもみんなと一緒に「おひさまひろば」を作っていきたいです。
 それから講演者になりたい(笑)

藤田 えええ?そうなんですか?

吉野 汐見先生の話を聞いてから子育ての現状が分かり、やるべきことが見えてきました。
 人の心を動かし、行動まで起こさせてしまう講演者って凄いな~って思っています。私はちょっと人前で話をしたことがあるんですが、そのとき伝わった~って実感があって嬉しかったんです(笑)

藤田 では、今度お話をされる際は教えてください。是非、聴きたいです☆

吉野 いえいえ知っている人がいると緊張しますから。知らない人の中で話をしたいです(笑)

藤田 そうですか(笑)でも、これからもきっといろんな活動をされるでしょう。そんな吉野さんを応援していきたいです!
 今日は本当にありがとうございました★

プロフィール

fujita

Author:fujita
fujita emi

2005年9月府中市女性史編さん実行委員(2008年3月発刊)となったことがきっかけとなって今回のブログを始めることとなった。
府中の女性の仕事や活動をいろいろ紹介していきたい。

趣味
山歩き
芸術鑑賞(美術、映画、観劇)
読書




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